開炉の茶事(2021年)

今日の記事は茶道の事のみです

 

先日、茶道のお正月とも言われる炉開き

「開炉の茶事」が先生宅で行われました。

2020年1月の初釜は通常に開催されましたが

それからです、コロナが猛威をふるったのは!

緊急事態宣言の合間には、短時間で終了する茶会も行いましたが

マスク、換気、換気と皆で気を遣い大変でした。

 

f:id:nanatyuti:20211118210042j:plain

本来ならば、この壺に茶葉が入っていて、

それを臼で挽いて封切りしたてのお茶を出すのですが、

壺を拝見させてもらうのが一般的。

 

f:id:nanatyuti:20211118210918j:plain

こんな感じに出され、大切に壺を運び

拝見するのにも作法があるのですよ(省略)

 

f:id:nanatyuti:20211118211046j:plain

炭点前で炭を足した景色。

真ん中の炭だけに火がついていて、その周りに

炭を足していくのですが、適当にやればいいってもんではないです。

炭の寄せ方で右から入れる、左からって色々と決まりがあるのです。

(白いのは枝炭です)

 

f:id:nanatyuti:20211118211541j:plain

主菓子(銘 山茶花)を食べ

 

f:id:nanatyuti:20211118211630j:plain

お亭主さんが濃茶を点て、それをいただきます。

そして、今回も時間短縮の為、

 正客:「お釜の煮えもよろしいですので引き続きお薄をお願いします」

と言うと、

 

f:id:nanatyuti:20211118211711j:plain

座布団と干菓子が運ばれてきて、

引き続き薄茶が始まるのです。

 

f:id:nanatyuti:20211118212525j:plain

そしてお道具の拝見もするのです。

 

今までと違うのはその後に、中止されていた待望のお食事が!

f:id:nanatyuti:20211118212100j:plain

久々の先生の懐石弁当です。

 

f:id:nanatyuti:20211118212350j:plain

お酒(ノンアルコールです)も振舞われます。

 

昔は本懐石の茶会もやりました。

その頃が懐かしい。

今は人数も少なくなり、それが出来なくなっています。

 

マスク無しで茶会が出来る日が、いつ来るのだろうか?

といつも思っています。

 

 

にほんブログ村 鳥ブログ コザクラインコへ
にほんブログ村