★今日の記事は茶道の事のみです★
先日、茶道のお正月とも言われる炉開き
「開炉の茶事」が先生宅で行われました。
2020年1月の初釜は通常に開催されましたが
それからです、コロナが猛威をふるったのは!
緊急事態宣言の合間には、短時間で終了する茶会も行いましたが
マスク、換気、換気と皆で気を遣い大変でした。
本来ならば、この壺に茶葉が入っていて、
それを臼で挽いて封切りしたてのお茶を出すのですが、
壺を拝見させてもらうのが一般的。
こんな感じに出され、大切に壺を運び
拝見するのにも作法があるのですよ(省略)
炭点前で炭を足した景色。
真ん中の炭だけに火がついていて、その周りに
炭を足していくのですが、適当にやればいいってもんではないです。
炭の寄せ方で右から入れる、左からって色々と決まりがあるのです。
(白いのは枝炭です)
主菓子(銘 山茶花)を食べ
お亭主さんが濃茶を点て、それをいただきます。
そして、今回も時間短縮の為、
正客:「お釜の煮えもよろしいですので引き続きお薄をお願いします」
と言うと、
座布団と干菓子が運ばれてきて、
引き続き薄茶が始まるのです。
そしてお道具の拝見もするのです。
今までと違うのはその後に、中止されていた待望のお食事が!
久々の先生の懐石弁当です。
お酒(ノンアルコールです)も振舞われます。
昔は本懐石の茶会もやりました。
その頃が懐かしい。
今は人数も少なくなり、それが出来なくなっています。
マスク無しで茶会が出来る日が、いつ来るのだろうか?
といつも思っています。