昨日は「炉開き」の茶会が行われました。
この時期、また感染者が増えてきて中止の案も出ましたが
こちらはそんなにひどくないし、少人数なので。
本来ならこの壺にお茶が入っていて、炉開きの茶会の時に
封を切って、臼で挽いて、そのお茶を振舞うというもの。
だから茶道のお正月みたいな行事です。
茶室の窓を2つとも少しずつ開けていて
たまに風の音がして、軸がゆれているなと思っていたのですが
途中でポタッと、この椿の花が落ちてしまいギョッとしました。
「ちゃんと換気されている証拠よね」
と皆で笑いました。
(先生、お花の予備用意していました)
濃茶の時の主菓子
銘 「山茶花」
お亭主もマスク着用。
稽古の時は、点前する人だけマスクでしたが
今回はお客さんも、着用しましたよ。
時間短縮の為に、濃茶の後に続けて薄茶を飲むという
「続き薄」に。
そのあと、皆で食事となりました。
実家に戻って、着物を脱いでいるとき母が
「ナナちゃん、そこにママがいるとわかっているのぉ」
と言うので襖を開けたら、チョコンと前に立っていて
すぐに抱上げて、チュッチュしてあげました。
少しの間、財布からレシート抜きだし、
それで遊んでいてもらいました。
後ろに写っているバッグに登ろうとして
ひっくり返ったりとハプニングもありましたが
こんな私でも信頼してくれているナナの気持ちに
私は救われているような気がします。