ナナ:「みんなー、栗を茹でてもらったチュチだよ」
ナナとマロンは、すぐに食べ始める。
しかし、女子たちは来ない。
私:「マロン、みんな呼んできて」
マロ:「わかったチュロン」
マロ:「ねえみんな、栗を食べに行かないかい?」
コモ:「身だしなみが先チュコ」
マロ:「ボクもなんだかプルプルしたくなったチュロン」
マロン、任務、忘れてないかしら?
随分、楽しそうだわね。
しばらくして、戻ってきたマロン。
マロ:「なかなかみんな来てくれなくて苦労したチュロン」
と私に頭をこすりつけ甘えてくるマロン。
匂いかいだら、
「あー、マロン匂うよ、藁の匂いがするよ」
マロンは白っぽいから、ほぼ無臭と思い込んでいたのでした。
ミラ:「栗は私がいただいたわよ」
ライムは栗を食べ物だと、わかっていないようです。
ナナは栗の入れ物の横を通過するたびに
立ち止まって、つついて食べていましたよ。
食欲があるということは、嬉しい事です。
★昨日の茶花★
稽古が始まる頃は、蕾んでいた秋明菊(白)も
少し開いてくれました。
昨日の主菓子で、銘は「着せ綿(きせわた)」
平安時代の貴族の習慣から、菊の花の上に綿を被せ
この名がついたようです。
興味のある人は調べてくださいね。