私:「ナナ、どこへ行くの?」
ゆっくり歩いていくナナを、
ゆっくりと追う、コモモとパリィ。
コモ:「いつも飛んでばかりいたから」
パリ:「下から見上げたことなかったチュパですね」
パリ:「自宅と違って、ここらへんゴミ落ちてないチュパ」
コモ:「パリィーー、ナナたんがあっちへ行っちゃったチュコ」
2羽を置き去りにして、トテトテ歩いて戻ってくるナナ。
パリ:「親方、置いて行かないでチュパ」
ナナ:「やっぱり若い子は足が速いチュチ……それなら」
ナナ:「じゃあ今日はここを点検する勉強するチュチ」
コモ:「えー、ここを?」
パリ:「つまらなさそうチュパ」
マロ:「ボクも点検するチュロン」
コモ:「ナナさん、パリィがいなくなったチュコ」
ナナ:「えっ、探さなきゃ」
ミラ:「心配したのよ、ちゃんと団体行動しなきゃ駄目チュイ」
パリ:「下にみんないたから、上の段に行ってただけチュパ」
みんな、それぞれに点検をしてくれて
マロ:「ナナパパの家でこうやってよく遊んだチュロン」
ナナ:「これからはマロンがリーダーにならなくちゃね」
ナナ:「みんな楽しんでくれたチュチかな?」
ナナ、飛べなくなったから、よく歩くようになりました。
それを見たコモモとパリィも真似してついていくように。
ゆっくりと歩いていくのですが、
意外と早い時もあってね、競歩みたいです。