2015 初釜

 今日は毎年恒例の行事、先生宅での初釜でした。
 北海道の天気はここ数日、大荒れですが、
 私の住む地域は「大雪」程度で、雪掻きに追われて
 疲労がかなりたまっていますが、茶室に入ると
 太陽も顔を出し、穏やかな天気となりました。


 初釜は、先生がもてなしをしてくださるので
 いつも楽しみにしているんです。
 簡単に流れを説明します。



 炭点前から始まり



 お濃茶をいただきます。
 ちなみに私は第2正客でした。




 そして昼食。




 その昼食を食べ終わる頃、
 「八寸」(はっすん)が始まりました。

 八寸って簡単に説明すると、
 「海の物」と「山の物」の珍味というか、
 今回の海の物は「鮭の飯鮨」
     山の物は「銀杏」
 で、これをツマミにお酒を勧め、
 亭主も「どうぞお流れを……」
 と言って、正客の盃を借りて亭主と客が
 交互についでもらうと言う、
 昔、時間に追われていなかった人達の
 おもてなしのひとつだったのでしょうね。




 その後、社中の1番の若手がお薄を点て
 無事に初釜は終了しました。


 実家に戻ると、ナナやりんが
 もう1週間も会っていない顔をして、駆け寄ってきます。
 少しチュッチュしてあげて、
 着替えの為に戸を閉めるのですが、みんな戸のすき間から
 なんとかして入れないかと、コンコン叩いたり、ぶらさがったり
 シルエットが見えて可愛かったです。




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