今日は毎年恒例の行事、先生宅での初釜でした。
北海道の天気はここ数日、大荒れですが、
私の住む地域は「大雪」程度で、雪掻きに追われて
疲労がかなりたまっていますが、茶室に入ると
太陽も顔を出し、穏やかな天気となりました。
初釜は、先生がもてなしをしてくださるので
いつも楽しみにしているんです。
簡単に流れを説明します。
炭点前から始まり
その昼食を食べ終わる頃、
「八寸」(はっすん)が始まりました。
八寸って簡単に説明すると、
「海の物」と「山の物」の珍味というか、
今回の海の物は「鮭の飯鮨」
山の物は「銀杏」
で、これをツマミにお酒を勧め、
亭主も「どうぞお流れを……」
と言って、正客の盃を借りて亭主と客が
交互についでもらうと言う、
昔、時間に追われていなかった人達の
おもてなしのひとつだったのでしょうね。
その後、社中の1番の若手がお薄を点て
無事に初釜は終了しました。
実家に戻ると、ナナやりんが
もう1週間も会っていない顔をして、駆け寄ってきます。
少しチュッチュしてあげて、
着替えの為に戸を閉めるのですが、みんな戸のすき間から
なんとかして入れないかと、コンコン叩いたり、ぶらさがったり
シルエットが見えて可愛かったです。