そういえば、
その姿は今まで、
りんには見せていなかったような気がする。
外敵から守られた楽園だからこそ
ストイックに生きようとしているのか。
彼女が今、闘っているもの
そう、
それは、
腰痛持ちの私は、寝る前に湿布を貼る時がある。
翌日起床後、剥がしてゴミ箱へ。
でも、その日は忘れていて、りんがいる前で
何の気なく剥がした。
私:「りんちゃん、湿布はがすの忘れてたわ」
とちょっとビローンと伸びた湿布を見せたら
フウゥゥゥゥーという感じで逆毛?立てた。
それからは「湿布」という言葉に反応するようになり、
「私の言い方(声)が恐いのかな?」
と思い、言葉を発せず袋から湿布をとり出してみたり
「SIP!」と言いながらハートみたいな形作ってみたり(笑)
りんも恐いのだけど、それを恐がれば
私と遊んでもらえると思っているみたいだけれどね。
パス:「なーんも恐くないですよ」
チビ:「暑い時には気持ちいいですねぇー」
ナナ:「ボクは全く恐くないチュチだよ。
でもりんが湿布見たら
逃げろ逃げろって警戒音で鳴くチュチだから
仕方なくつきあっているんだ」