ナナ:「あれ? 何か落ちてるチュチ」
私:「甘いかたまりよ」
これは、昨日の濃茶の時のお菓子で
銘は「冬梅」煉り切りです。
私が長緒という濃茶点前をしたので持ち帰りました。
ナナ:「甘くて美味しいチュチ 疲れとれるよ」
私:「ちょっとだけよーーん」
ナナ:「りんの好きだったアンコだよね」
少し薄色のアンコでした。
一度、駄目だと、とりあげたくせに、
テストと称してまた置いてみる。
ナナももう一口食べたいようで、興味のないフリしている顔。
ちなみに、他の子たちにも「美味しいよ」と
見せたけど逃げられました。
しばらく眺めて
ナナ:「乾燥して捨てられたら勿体無いチュチだよね」
今度は梅色の部分をちょっこりなめてましたよ。
マロ:「ナナパパ、食べすぎたら太っちゃうチュロン!」
ライ:「たまに少しならいいチュライ、豆と砂糖だし……」
マロ:「ボクも食べたいけど、なんか恐いよーー」
ナナは一度にガブーーって、食べないので
本当に「ちょっとだけよーん」なんです。