ホッチャレさん


  ナナ:「ギョッギョッ あれは何チュチ」



  クラ:「ギョッギョッギョッ りんちゃんさんの
      でばんでしゅよ」 




  ほっ:「こんにちは」
  りん:「こ、こんにちはチュピ」
      (少し緊張している??)



 りんちゃんが挨拶していたのは
 北見銘菓の「ほっちゃれ」
 魚の形をした、人形焼きみたいな菓子です。



 この言葉は子どもの頃から耳にしていて
 意味も知っていましたが
 北海道の方言(呼び方?)のようで
 「捨ててしまえ」(ほっちゃれ)という意味で、
 産卵が終わった「鮭」のことです。
 子孫を残し、自らの体は川や野鳥の餌となってしまうので
 聞く方はドヨーンとした気持ちになりますが
 生物界にとっては大切な役割なんですよね。


 その名前を菓子につけて、甦らせてくれるなんて
 ほっちゃれさんも喜んでいると思います。
 シッポまでアンコは入っていますが、甘すぎず、
 優しいというか、素朴な味で好きです。 
 


  あらあら、キロちゃん、ほっちゃれさんに
  少し食べられたんじゃないの?


 相変わらず初めて見る物には近寄れない
 キロとクラです。




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