覚悟は出来ているけれど複雑です

 早いもので11月に入りました。
 雪はまだ本格的には降ってはいませんが、
 朝晩はかなり寒くなりました。


 そんな季節の変わり目なのか、昨日からナナは
 私の足にスリスリしたり、吐き戻しをすることもなくなりました。
 そして、ほぼ、ずっと寝ています。
 あんなに大好きだった遊び場のトイレにも行かなくなりました。



 りんが水浴びしていても、
 眠たい顔をしてみているだけ。




  りん:「ナナたん来ないチュピね。
      風邪でもひいたのかしら?」




 ナナは水浴びしたら太陽を浴びる窓に
 普通に来て、ここでじっと寝ているんです。
 人間もそうですが、体がダルくて眠い時、
 周りから

  「大丈夫か、何かして欲しいことないか」
 と心配されても
  「お願いだから静かに寝かせてくれぇーー」

 と思うので、ナナにもしつこく話かけないで様子をみていました。


 りんをハウスに入れて、ナナを連れてきて
 左手の中に入れましたが、いつものようなニギコロとならないのです。
 足でちゃんと立っているというか……楽な姿勢をとってくれない。
  「大丈夫だよ、ナナ、元気になれるよ〜」
 と色々話しかけながらナデナデしていました。



 ゆでたまごの黄身をあげると、それは喜んで
 食べていました。



 りんを、ナナの介護に派遣したのですが
 一見、微笑ましく見える写真ですが、
 ナナ、ガケっぷちで私が助け出しました。


 そして今日もナナは、ほとんど寝ていました。
 たまに動き出しては、ゴハンを食べ、水も飲み、
 糞も水っぽいとか、異常はないです。
 今日は私の手の中でいつものように、ニギコロ状態で
 寝るようになりました。


 夕食の下ごしらえをするので、手の中にいたナナに
 ボイラーの上へ「ちょっと待っててね」と連れて行き
 材料を集めていたら、ナナの羽音が聞こえたので
 慌てて見に行くと



 なんとかの行水をしたようです。
 頭と胸のあたりが濡れています。
 体温下がって寒いと思ったから、部屋をいつもより
 暖かくしていたからかな?
 洗濯機のホースを長いの購入して棚が元の位置に戻ったから
 安心して浴びたのかな?
 鳥の習性かな?



 夕方トイレに連れて行き、「しまむらさん」を
 とり出して見せると、少し遊んでいました。
 あの高い位置では遊ぼうとはしないのです。
 すると、りんもやって来ました。 



  りん:「ナナたん風邪治ったの?
      アタシの献身的な介護のおかげでしょ」


 りんは、私がナナにベッタリなので
 献身的な邪魔を一生懸命してくれていますよ。


 ナナは13歳、人間で言えば98歳ぐらい。
 若く見えるけれど老いは確実に来ているし、
 これからは、あまり無理をさせないつもりだけど
 いつもとほぼ変わらず感じで
 穏やかな余生を送らせてあげなきゃね。



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