クラ、行きまーーす。


  クラ:「あらクラちゃん、 まだアシユでしゅかって?
      きょうはやるでしゅよ。
      クラ、いきまぁぁぁーーしゅ」




  クラ:「りっぱな、りっぱな、おとなになるでしゅーー
      冷たくなんてないでしゅよーーーー」
  りん:「ちょっとクラ、それはーー」




  クラ:「ざつねんがなくなりそうでしゅ」
  りん:「無くなるのは意識のほうチュピ
      そんな滝行、アタシでも出来ないわよ」




  キロ:「あれっ? クラが消えたでしゅ」
  りん:「ほんとだっ!  ってわけないでしょ。
      ちゃんとクラに教えてあげなさいよ」


 この後クラは、クシックシッって、
 溺れかけた子のように、体をブルンブルンさせていました。




  キロ:「もっと慎重な水浴びをするでしゅよ」
  クラ:「ちょっとはりきりすぎたみたいですぅ」



  キロ:「クラは落ち着きがないんでしゅよ。
      教える前に、いなくなっちゃうから
      困っているんでしゅよ。」




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