クラ:「キロたん、カミのきりかたおしえてくだしゃい」
キロ:「キロは得意ではないでしゅよ。」
クラ:「それ、ほんとうにきってましゅか?」
キロ:「うるさいでしゅ」
クラ:「クラもてつだうでしゅ」
キロ:「これはキロのですから、離しなさいでしゅ!」
クラ:「クラだっててつだったんでしゅから、かしてください」
りん:「何、もめているチュピ?」
りん:「もっと速くなめらかに」
クラ:「はいでしゅ」
りん:「そこで一度離してしまったら、ミシン目になるチュピ
一気に同じ幅でゲリゲリゲリするのよ」
クラ:「クラはまだアゴがよわいでしゅから」
りん:「言い訳しないチュピ、また最初から!」
キロ:「クラ、しごかれているでしゅねー」
ナナ:「クラちゃん、目の下にクマができているチュチだね」
クラ:「オニきょうかんにきたえられたでしゅ」
ナナ:「そうか、クラも立派な大人になれるチュチ」
クラ:「おとな? ホントでしゅかね」
ナナ:「りんは皆に凶暴だとか言われるけれど
困っている人を見たら、ほっとけないタイプで
結構頼もしいとこもあるチュチ」
キロ:「それ、わかるでしゅよー
でもいまだに性格良くわからないでしゅけどね」