惚れてまうやろぉぉぉー

 ルルはやっぱり、ナナの傍にやってきると
 数秒見つめたかと思うと、私の腕をガブゥーーーとします。

 だから、「ナナに逃げて〜」と言って近くの足場に
 飛んで行ってもらってます。



  ナナ:「まったく、ボクがママの所へ行ったら
      ひょこっと出てきて、近づいてくるチュチ。
      落ち着いて遊べないよ!」

 りんとキロは自主避難してくれています。



  ルル:「だってー、なんか、わからないれしゅけど
      ナナ校長がうらやましいれしゅからね」


 でもナナ、ルルが私の手をガブする前に
 ルルに威嚇して追い払ったのです。




 その男らしい姿を見て私は


 「惚れてまうやろぉぉぉーーー」


 とナナを抱きしめチュッチュッしてあげました。 




  ルル:「フッ、ちょっと油断したれしゅ。
      今度は仲良くできるれしゅよ。
      また遊びにきてくだしゃい、ナナ校長!」


 なんか、企んだお顔していますねー。
 こっちが油断できないですよ。




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