全員集まらないと開かないんですゲーム

 木曜日は、引きこもりのルルのために
 布にくるんで、2階に連れて行った。
 そして、戸を閉め、4羽で遊ばせることに。



  ルル:「戸が閉まってるれしゅ」


 下に降りてすき間がないか、必死に探しているルル。




  ルル:「おかしいれしゅね。いつもなら自由に
      とんで行けたれしゅよ」
   私:「4羽集まらないと開かないんですよ」



  りん:「えー何ソレー、トイレも好きに行けないチュピ!」
  ルル:「そうですよ、暖房もなくてトイレ近いれしゅ」



  ルル:「ナナ校長、どう思いましゅか?」
  ナナ:「ルルの為に、課外授業してくれと聞いているチュチ」
  ルル:「おりこうにしますから、協力してくらしゃい」
  ナナ:「うーむ、君の努力次第チュチ」



  ルル:「ナナ校長、早く〜早く」
  キロ:「こっちへ来てください」
  りん:「甘やかしては駄目よ」


 結局、ナナは一度来たものの、すぐに逃げて行ってしまいました。


 さすがの私もカメラで追いかけまわすのにも疲れて
 ゴロンとベッドに。



  ナナ:「言い出した人がダラけているチュチ」
  りん:「ああゆう、大人にはなりたくないチュピ」
  キロ:「でも、おばちゃんと居たら飽きないでしゅよ」
  ルル:「あっ、開いたれしゅよ」


 みんな一斉に飛んで(ナナは除く)下に行ってしまいました。
 ナナはちょっと疲れたようなので、私に肩に乗って
 一緒に帰ってきましたよ。




  ナナ:「若いっていいチュチ! うらやましいな」
  ルル:「なんか楽しかったれしゅね♪」 



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