ナナの箱舟

 今日は午前中、ナナとりんを置いて2時間程出かけてきました。
 急いで11時半頃に戻り、炊飯ジャーのスイッチ入れて
 ご飯とお茶をお供えしました。
 (お義父さん、ご先祖様、昼ご飯になってごめんなさい)
 義母が帰るのが夕方ですので、当然嫁のつとめです(笑)


 その器をさげて洗っている時のこと。
 ナナが水浴びしたいとソワソワしています。
 よくこのタライの水で風呂に入ると義母から聞いていたので

   私:「ちょっとお水がたまるまで待っててよ」

 と溜まったので私を見たのですがナナがいません。
 りんが私のエプロンの胸元にもぐっているだけです。

   私:「ナナ、お水用意できたよ、どこ?」
  ナナ:「チュウィーー」


 と声だけ2回ほど聞こえてきます。
 すると洗面台の方から、オレンジデコだけを濡らして
 慌てて飛んできました。


   私:「えっ、どこに水あったの? 
      まさか洗剤なんか入ったやつじゃないだろうな」


 と慌てたのは私の方です。
 すると理由がわかりました。
 洗面台の蛇口からポタッポタッとゆっくり水滴が……
 その滴でナナはデコを濡らしていたみたいです。
 

 でも、ナナのお陰でポタポタを早めに食い止めることが
 できました。
 その時、ノアの箱舟でオリーブをくわえてきた鳩を思い出したのでした。
 ナナ、すごいね。



  ナナ:「そんなことないチュチ。
      いつも可愛がってもらっているから役にたって嬉しいチュチ」


 実はナナ、直感というかすごい子なんです。
 以前夫が実家の2階のベランダの屋根の雪降しをしていたときのこと。
 ナナが突然、2階の方にドアのすき間から飛んで行ったのです。

   私:「ナナ、駄目だよ、窓開いているかも知れないよ!」

 と慌てて追いかけました。
 夫はベランダ窓をきちんと閉めてくれてました。
 (´▽`) ホッとしたのですが、夫が
 
 「助けて、窓開けて〜 
  滑るし捕まるとこないから戻るに戻れず困っていた」
 
 というのです。
 ナナは私が窓を開けると、1階に降りて行ってしまいました。
 これって偶然でしょうかね。
 ナナが心の悲鳴を、きっと察知したのではないかと思っています。

 実家の屋根、2階の手すり部分を撤去し天井の雪を落としやすくしました。
 それと一緒にペンキを秋に塗り直してますから。
 余計に滑りやすかったのかも知れませんね。

 やはり、雪降し作業というものは、単独でやるものではありませんね。
 必ず1人は見ているだけでもいいから、ついていないと
 大惨事になりかねないですね。 
 


  りん:「さすがナナたんね、惚れ直したチュピよ」
  ナナ:「偶然チュチだよ」
  りん:「あのままだとパパは凍死か骨折していたわ」
  ナナ:「ママにパパのお世話係頼まれているからね」
  りん:「やっぱりナナたんってス・テ・キ」


 義母は6時半頃、無事に札幌から帰宅したので安心しました。
  


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