インコを、いやインコに限らずペットを飼っていると
その子の性格などわかりますよね。
2010年に「キキちゃん」をお迎えしました。
ゴールデンチェリーです。
とても人なつこい子でした。
ナナにしてみれば、初めての弟か妹分。
どう接していいのかわからず、すごくソフトなドンパチしていました。
でも、肺炎で1か月ぐらいで落鳥してしまい、
ナナもそのキキの亡骸に、クチバシをコンコンとつついて
なんだか悲しそうに見えました。
本当に今でも、自分で育ててあげられなかったこと
わが家に連れて来れなかったこと後悔しているんです。
馬鹿みたいに、すごく泣いて謝って、また泣いて
埋葬しました(お墓だけは我が庭にあります)。
「早く生まれ変わっておいでねー」
と庭に出るたびに話しかけてましたからね。
何故急にキキの話をするかというと、
今まで全然感じなかったのに、実家のルルが私の傍にきては
腕をこちょばすんです。
チミ噛みとは違うんです。優しく羽づくろいするような
甘えてる、そんな感じ。
「ルル、それ、楽しいの?」
って言ってたんですが、ふっとキキの事を思い出したんです。
「えっ、もしかしてルルはキキの生まれ変わりか!」
って。
ルル:「ママ、ペットショップで洋服が違っていても
アタシのこと見つけてくれたのに、
また、一緒には暮らしてもらえないれしゅね」
って言っているように感じてきました。
母が優しく接しているのに、変に懐かないところや、
カーテンレールをかじって、母を困らせて
「里帰りしておいで」
と里帰りをわざとしたがっているように感じてしまいます。
ルルはキロちゃんが寂しくないようにお迎えした子だったので
誰々の生まれ変わりなんて考えたこともなかったですから。
ルル:「ナナたんは、アタシがキキだってわかってるれしゅよね」
ナナ:「キキってダレチュチ? おたくはどちらさんですかぁー」
ルル:「5年も経ったから、ボケたわねっ!」
少しふざけてしまいましたが、
なんだか、どうしてもルルがキキの生まれ変わりじゃないかと
そんな気がしてならないのです。