また、捨てられるの?

 今日は茶道の稽古日。
 いつもより早く終わったから、寄り道せずに実家へ戻る。



  りん:「ねえねえナナたん、あの子たち捨てられるんだって」
  ナナ:「知ってるよ、可哀想チュチだね」 



  ナナ:「キロ、捨てられても泣いちゃ駄目チュチだよ」
  キロ:「えっ、意味がわからないでしゅ」



  キロ:「ルルは何か聞いてる?」
  ルル:「知ってましゅよ。捨てられるんれしゅよね」




  ルル:「捨てられる前に金目の物、バッグにつめるれしゅ」
  キロ:「ショックでそんなことできないよ」
  ルル:「ルルがやりますよ。キロちゃんはグンテさんでいいれしゅよね。」
  キロ:「オンナは強いでしゅね」


 わが家でキロとルルを預かるとき
 「あなたたち可哀想に、捨てられたんだよー」
 と言うのがお決まりになっています。
 母は
 「そんなこと言わないで、キロは繊細だから!」
 とマジ怒りしますがね。

 夫までもが「君たち、捨てられたんでしょー」
 って最近言うように(笑)



 わが家に着くそうそう、挿し木してあるローズマリー
 葉をむしり始めるキロとルル。


  ルル:「ロオズマリーは脳にいいらしいよ。
      キロたんは、たくさん食べた方がいいれしゅよ」
  キロ:「ありがとう」
   私:「ダメじゃない高価なローズマリーを!
      あなた達はヒエかアワでも食べてなさい!」



  キロ:「ごめんなさい、ボク達は捨てられたんでしゅよね……」


 もうキロとルル、1時間半以上鳴きながら飛びまわってました。
 やっと静かになったと思ったら、また騒ぎ出す。



 楽しいのか、寂しさからのカラ元気なのかわからないですけれど
 ナナとりんも一緒だから、キャンプだと思いなさいって
 キロに言ったんですけれどね。
 ルルは里帰りだと思っているのか余裕顔。
 キロにピッタリ寄り添っている後姿を見た時は、
 可愛いなーって思いました。



  りん:「というわけで、シュウヘイ君の運動会の為に
      おばあちゃん、キロとルルを捨てました。
      アタシ達がちゃんと面倒みるから安心してチュピ」




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