変な夢れしゅね


 ルル:「ねえねえキロたん、ルル昨日変な夢みたれしゅ」
 キロ:「変な夢でしゅか?」



 ルル:「ウトウトしていたら
     『ルル? ルル? もう寝ちゃったの?』
     って声だけ聞こえたれしゅよ」

     

 キロ:「あー、なんだかキロもそんな夢見たでしゅよ。
     キロに『ルル? ルル?』ってしつこく話しかけてきたから
     シカトしていたら、ママが
     『それ、キロちゃんのお家よー』
     ってそのしつこい人に教えてくれたみたいでさー
     そしてボクの事はポイでしゅ」


 ルル:「そうなんれしゅよー、今度はルルのおうちのカバー
     のぞきこんできたれしゅもん。
     『ルル、こっちだったのぉー』
     と言うのと同時ぐらいに、ムンズとつかまれ、
     突然ナデナデされたれしゅ」




 キロ:「寝がけにあんなことやられると、ムカつくでしゅね
     りんちゃんが言ってた酔っ払いかと思ったでしゅ」

 ルル:「でも奇遇れしゅよね、しつこい人の夢を見るなんて」
 キロ:「そ、そうでしゅねっ!」


 はいはい、お2人さん、しつこい人ですよー。

 まだ寝たばかりの時間だったから、昨日夕方実家に寄った時に
 ルルだと思って必死に声かけてました。
 でもルルはかなり寝ぼけた顔していました。
 ごめんなさい、もうしません。
 



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