1度あることは2度ある?

 昨日は6時半頃から晩御飯を食べ初めて、ナナとりんは寝る準備をしていた。
 すると、突然りんが悲鳴をあげはじめた。
 私達はビックリして、
 私「どうしたの、りん」
 夫「ひっかかってるんじゃないか」
 私、あわててとりあえず、りんをケージから出す。
 何がひっかかっているのかわからない。
 夫「クチバシと首に、金具がめりこんでるぞ」
 とりあえず、三角ベッドの紐を切り金具だけにする。
 夫「無理矢理抜いて、血が出たら困るから病院へ連れて行こう」
 そうこうしているうちにスッと抜けた。
 金具を見ると血がついている。
 でも、昨日のナナの事があるから、傷を触って血が吹き出たら困るから
 病院へ行く事になる。 
 時計を見ると18時54分。
 病院は19時で終了
 (夜間診療もあるが院長は手術がメインだし……)
 夫「早く着替えなって!」
 と言われ、とりあえず着替えて車に乗る。
 病院には7時2分頃に着いた。
 受付の人に
 「7時過ぎたから夜間診療になりますか?」
 と聞くと
 「まだいいですよ」
 と言ってくれた。(近くて良かった)
 病院にりんを連れてきたのはいいものの、またりんは元気だ。
 さかさまになったり、もう眠たいのかウトウトしている。
 順番が回ってきて、先生が
 「ナナちゃんの具合、どうですか?」
 「お陰様であれから出血止まりました」
 と言うと、
 「それは良かった。昨日はあの状態で帰してしまったけど
  気になっていたんですよ。りんちゃんは金具が引っ掛かったとか……」
 夫がその金具を先生に渡す。
 「ああ、これね、確かに血が出てる。どっちがどっちにささっていたか
  わかりますか?」
 夫が事細かく説明する。あんな状態でよく状況が判断できたものだ。
 さすが、観察力鋭いAB型だ。
 私達は首にめりこんでいるように見えたが実際はアゴだった。
 それはりんが逆様になって私に教えてくれたからだ。
 私「ナナにあんなことしたからバチがあたったんだね」
 医「君が犯人なんだねー」
 とりんを掴んで診察する。妙に静かだ。
 医「あっ、ここですね。かなり頑張って取ろうとしてたみたいですね。
   赤く水ぶくれになってます」
 と見せてくれた。
 医「昨日の軟膏を2日くらい塗ってもらうと治りますよ」
 ついでに、最近変な欠伸をするので診てもらう。
 とりあえず何でもないとの事でホッとする。
 りんは、前回と同じで診察代だけで済んだ。

 これが、犯人の金具。
 取り付けたあとに徐々に緩み、外れても上にかぶさるので
 見た目にはわからない。
 だけどりんの場合、いたずらして遊んでいて、クチバシとアゴの辺りに
 くいこみ今回の事件となった。

 家に帰り、軟膏を塗ったら、ウットリしていたので
 写真撮影。赤く腫れているのが痛々しい。


 あっ、あんなハプニングでも冷静に対応して、携帯電話もきちんと携帯していたし、食べかけの料理にチラシまでかけていてくれた私の旦那様。
 ジーンズは履いていたものの、上はパジャマの半袖だったんです……
 まあ、良しとしましょうね。