わが町にも「ドクターヘリ」というものが日赤病院で開始された。
私はそんなに気にしていなかったが、結構出動しているらしい。
日赤に比較的近いマンションなどに住んでいると、今日はどっちの方角から来たとか想像しているらしいと聞いた。
その話を聞いた日、帰りにヘリの音がしたので空を見た。
「あっ、コードブルーだ、青くてなんだか綺麗。あれに山P乗ってるのかな?」
と不謹慎にもそう思ってしまった。
方角からしてきっと、美瑛か富良野方面の患者を搬送しているのではないかと思われた。
話は変わり……
今日は雨降りの予定だったので、鉢植えの花をあまり雨にあたらない場所に移動させ、ナナと遊んであげたり、キキの写真集を作っていたりしていたら昼になり、昼食後掃除機をかけたりしていた。
気が付くと留守電が入っていて、それは義父の入所している施設からであった。
おそるおそる電話をかけると、
今月ぐらいから微熱が続き、持病の皮膚科に通院させていたが、熱の上がり下がりも激しいので本人の希望により入院になったとの事。
夫に電話したら、少し早目に帰れるとの連絡があり後で手続に行ってくる訳だが、その入院先の病院が「日赤」と言うのも何とも皮肉な話である。
義父は夫が10歳の時、職場で事故に遭い歩行が困難になる。
最初は病院を転々とさせられ、リハビリを受けてはいたが全く自力歩行が出来なくなる。
今は授産施設(今は呼び方違うかも)に入所し、車椅子で生活している。