ナナの災難(クスリ編)

nanatyuti2010-01-12

 今日は仕事以外、何もしなかったので、ナナの事について書こうと思う。

 ナナは好奇心旺盛、イタズラ・冒険大好きな小桜インコだ。
 ある日義母に、
 「ナナには歯があるのか」
と聞かれた事がある。
 何故かと尋ねたら、嘴でコチョコチョ遊んでいると思って放っておいたら、いつのまにか眼鏡の鎖を外されてしまったという。私は引きつりながら義母に謝った記憶がある。

 そんなナナがある日、1階の義母の所で遊んで帰って来た。私はパソコンに向かって仕事をしていたので、ナナは近くの棚のところに止まっていた。
 突然
 「クイィーーーー」
と今まで聞いた事のない悲痛な声をあげ、首を伸ばしている。
近づいたら、何か吐き出した。
私は水を持ってきて、無理矢理何回か水を飲ませた。
そうすると、また吐いた。

 実はナナ、2階に戻って来るときに、義母から血圧の薬(血管拡げるやつ)を少しかじっていたと聞かされていたのだ。
 私もまさかナナがこんな状態になるなんて予想もしなかったから驚いた。
 ナナはある程度、吐いた後、少しフラフラしていた。
 私はまた、ナナが落下しても大丈夫なようにタオルをゲージの下にたくさん敷いて、少し暗くして様子を見た。とても体がだるそうだ。
 一度義母の所に行き様子を報告した。
 本当に小さな子供と一緒で、遊んでいる時は何をしているか注意してないと大変な事になると勉強させられた。
 心配したが、4時間後くらいに体力を取り戻しつつ、元気になってきた。
 また、その事を義母に報告に行くと、今度は義母が寝込んでいた……