ミラノが天国へ旅立った翌日の朝、
コモモが「ジッジッジーーー」とミラノのカゴに
へばりついて鳴いていました。
理由はすぐにわかりました。
この四角いベッドにいる人形が
ミラノに見えたのだと思います。
私も、ミラノが寝ている時に見間違えたりしましたから。
コモモは、ミラノが戻ってきたと思ったのかも知れません。
悪いことしちゃったな。
コモ:「もしかしたら、ここにいるチュコかも」
コモ:「そこに誰かいませんか~」
パリ:「コモモちゃん大丈夫かな?」
コモ:「もしかして、上の階にいるチュコ?」
コモ:「というか、ここ、入った事ないチュコ」
パリ:「ほんとチュパ」
私:「ナナがね、ワイングラス倒して割ったことあるのよ」
コモ:「ナナさん、ヤンチャだったチュコですね」
私:「そうよ、だからここでは遊ばせないようにしたのよ」
コモ:「ここキラキラして見えて楽しいね、パリィ」
パリ:「うんうん、楽しいね、コモモちゃん」
パリ:「コモモちゃん、元気になって良かったチュパ」
コモ:「えっ、何で? 私、元気よ」
新しい場所を探検させたら、少し目がキラキラして。
コモモは神経質で、真面目だし。
ナナが旅立ってから数日経って
私が、
「ミラノ~」「パリィ~」
って点呼とっていたら
コモモ、自分の名前が呼ばれる前に、
私の所へ飛んで戻ってきましたから(笑)
賢い娘です。