コモモとパリィは寝室からトイレや階段に通ずる
ドアがあることを知らない。
多分、黒っぽい長い暖簾がかかっているからだ。
寒い時期は、ナナがストーブの前で寝るから
そこを通らず寝室経由でキッチンへ行く。
だから、ミコパーズは、ここのドアが開かないと
トイレや1階に降りて行けないと思っている。
そのいつもの移動の時に、コモモとパリィが肩に乗っていて
キッチンについてきた。
でも、戻る時は引き戸の所を行ったり来たりして
入れないでいる。
だから、また寝室側から彼女らを戻した。
コモ:「まだまだ知らないことが多いチュコ」
パリ:「あそこは黒い壁で通れないと思っていたチュパ」
その日、またそこから入ると
ナナがいて、コモモが後ろからトコトコ歩いてきた。
きっと、向こうに行けないから
コモモがナナに教えてもらいにいったのね。
そして今日、ピンポン鳴ったから
慌てて(腰痛いからスローですけど)下に降りて
洗濯物を干していたら
「ヒィー、チョッ」
と蚊の鳴くような声が聞こえ、そこにはナナが。
(写真はイメージです)
そう、戸の隙間から出て来て、わざわざ遠回りして
私の所にトテトテと歩いて来たのです。
本来なら、危ないから怒るのでしょうが
その姿が可愛くてすぐに抱き上げて、
「ナナ探してきてくれたのぉ、ちょ(そう)ーでしょ ちょーでしょ」
とナデナデしてあげ、ボイラーの所に乗せてあげました。
早く行きたくて待てなかったのね。
と、凄く癒されていたのに間もなく
また小さな事件が起きたのです。
それは、後日ね。