ナナに怪我をさせた日は、9時までリビンクで様子を見ながら
寝る前に、ピヨ飯を少し食べさせて寝かせた。
私も一緒に寝たが、ウトウトしながらも、
すぐ目が覚める。
(止まり木から落ちてないか、急変してないかとか)
幸い、小さな電気をつけて寝かせたから
ピカッと懐中電灯を何度もつけることもなく
確認できたから良かった。
3日目ぐらいからは、少し遊びたいようで
トイレの床をトコトコ歩いて、点検していた。
(下に落ちているのは、コモモとパリィが簾を破壊したやつ)
遊んで楽しそうにも見えるけれど
すぐに疲れた顔になる。
私の為に、無理をしているのではないかと思ったり。
水羊羹を開けた時、ナナも一緒に食べた。
それは、美味しい美味しいと、
一缶食べつくすような勢いでね。
その食欲を生かして、普通の餌も与えると食べてくれた。
パリ:「最近、つまらないチュパ。弟子としての仕事が……」
コモ:「ナナさんには、早く体力取り戻してもらわないと」
私:「こらっ、あなた達、カバーの糸、引き抜かないで」
パリ:「だって退屈チュパ!」
パリィ、今までは1階と2階を行き来していたのに
下にナナがいないと、行かないのですよ。
連れていっても、いつのまにか逃げ帰っている。
やっぱり、何か今までと違うって、感じ取っているのよね。
みんなも我慢してくれていることを知りました。