パリ:「あのね、あのね、コモモちゃん」
コモ:「どうしたでチュコ?」
パリ:「コモモの小さなお家にはあるのにパリィのにはないチュパ」
コモ:「お玉さんかい? ママが忘れたチュコかな?」
コモモのいない時に抱卵に行くパリィ。
コモ:「そろそろ交代しようチュコ?」
パリ:「これはパリィのお玉さんでママが間違えてこっちに……」
コモ:「コモモのは鉛筆で名前書いてあるチュコ」
パリ:「あっ、本当だ。コモモはしっかりしてるチュパ」
そこでコモモは考えた。
こうやってお互いに向きを変えるとピッタリ
コモ:「2個ずつ温めようチュコ」
こんな姿を見ていたら、可愛いというより切なくて。
どうして女の子同士なのって思う。
自宅に帰ってカゴにお玉さんがいなくて
キョトンとしているパリィ。
そして私の指をガブガブって。
(どこにやったの? 知ってるんでしょ)
みたいな感じで私を見る。
マニュアル通りには行かないね、全然抱卵に飽きないし。
コモモも早めに取り上げた方がいいのかな……
マロン、君だけが頼りなんだよ。
誰かと仲良しになって、子孫増やしておくれ。
マロ:「みんな可愛いけれど、自粛しないといけなくなるチュロン」
私:「マロン、ワイドショーの見過ぎよ!」