ナナ:「ここに入るのは久々チュチ」
ミラ:「えー、これ何? ボロボロ布よね?」
ナナ:「あっ、それはね……」
義母が作ったお手玉。中身はアズキでした。
この棚に入ったら、ナナとりん、コソコソしてなかなか出てこない。
袋を破り、アズキを出しては崩すということをして遊んでいたのでした。
アンコが無くなってペッチャンコ。
今、触ると、かすかにアズキは残っているようです。
ミラノから見たらボロ布ですが、なんかまだ捨てられませんね。
……時を戻そう……
ミラ:「ナナたんの元カノとの思い出チュイチョーーーイ」
コモ:「なんかミラ姉さん、怒っているチュコ?」
ミラ:「怒っているんじゃないの。私もかじりたかった」
パリ:「強がりチュパ?」
ミラ:「もう、この白いの齧ってみるチュイ」
ミラノが恐くて、上にあがれない2羽でしたが、
その白い物を引っ張って遊ぶのでした。