待ちわびていたの?

 しばらく忙しくて実家にも行ってなくて……
 まあ、クラとマロンには仲良くなるチャンスかも。


 と言っても1週間くらいしか空いてないのですけれどね。
 
  「ナナ、マロンちゃん、しばらく会ってないから
   反抗期に入っていてジジィーとか言われるかもよ」
  「りんは、マロンちゃんに優しく教育してあげてね」


 そして実家に着き、ナナとりんを放鳥すると
 すぐにナナの傍にバタバタと飛んで来たマロン。
 
 

  マロ:「パパ、ママ、迎えに来てくれたでチュマ♪」



  クラ:「えっ、マロンは帰っちゃうの?
      ボクが遊んであげないから??」



  りん:「何、言っているの!
      ちゃんとクラの傍に行くチュピよ」
  マロ:「だって〜クラさんは、あのママさんにベッタリで」





 マロンはナナが一番大好きみたいで
 すぐに後を追いかける。




 ナナが嫌で場所を変えても、
 必死に追って、甘えようとする。
 実の親でもないのに、何故こんなに慕うのか
 わからないけれど、見ている方は
 なんだか、ほっこり癒される。




 自由を奪われたナナは、ストレスが溜まり
 マロンの足元を攻撃する。
 それは、我が子を谷底に突き落とそうとしている
 親みたいに。
 マロンも「ひぃーひぃー」とか細い声で鳴きながらも
 逃げない。




 結局、ナナが根負けして場所を移動する。
 りんも、ナナの横にマロンがいても怒らないのが
 不思議。(たまに追い払うけれど)




 マロンはナナに冷たくされたら、
 今度はりんの所へ来る。
 一緒に遊んでもらおうとしているのが見ていてわかる。



 りんも「いないないばぁー」して遊んでいるし
 見ていて飽きない。
 クラは主にりんと遊びの趣味が合うようで
 近くにいるのです。



  クラ:「ナナたんと、りんちゃんさんが来ると
      賑やかで楽しいでチュラ〜」
      



 静かになったかと思ったら
 3羽で寝てるし……


 マロンはナナとりんには従順
 クラにはチビのくせに、自分からドンパチしかける一面も。
 人間には、まったく寄り付かない
 (自分から肩にも、頭にも乗ってこない)


 まだ1カ月も経ってないんだものね。
 マロンの成長を見守りながら、
 どういうふうに変わっていくのか楽しみです。



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