長く感じたなあ

りんを旅立たせて丸1週間。

まだ、それだけしか経っていないのかと思う。

 

 

記憶が薄れないうちに、

りんの最後の日のこと書き留めておきたいので

気分が悪くなってしまう方は

ご遠慮くださいね。

 

 

 

 

 

10日の朝、りんは1階の義母のお部屋に行き

ゴハンをもらい、指をガブーーーってしたそうです。

今、考えるとお別れの挨拶だったのかもしれません。

 

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前日のりんは、調子が良かったので

誰もが快方に向かっていると思っていました。

 

でも10時頃からなんかダルそうで、

私が素手で抱き上げる時には、ガブはしませんでした。

ほとんど目をつむっていて、時々開けて私を確認します。

ナナの所や、義母の所へ連れて行き

みんなに励ましてもらい、

私もりんに

「あの時は楽しかったねー」

「元気になって、また行こうねーー」

と話かけていました。

 

夫も11時過ぎに出勤し、

しばらくして一度カゴの中に入れてみたけれど

羽で支えて歩き出したので、慌ててまた抱き上げ

それからずっと私の手の中。

 

12時40分頃、りんの目が大きく開き私を見る。

脚が小さく丸まってしまって、

ぱーく、ぱーくと金魚のような呼吸になったとき

「あー、りんと間もなくお別れだーー」

と察した。

 

緩和ケアで勉強したけれど、

多分この時のりんは、今までの体の辛さから解放されて

楽になっていたと思う。

私の顔をずーっと見ていて

「ありがとう、りん、大好きだよ」

と言いながら母に電話をかけ、みんなの声を聞かせたのです。

 

6分くらい頑張ってくれたりん。

2、3歩、私の胸の方に進み出し、徐々に目をつむっていった。

それは安らかな寝顔だった。

 

前日に、りんの好きなアンコを少し舐めさせてあげて良かった。

当日もダメと言わないで、牛乳も少し飲ませてあげて良かった。

イカは間に合わなかったけれどね。

 

りんは耳が超良かったので、

「札幌のお墓参りはナナとりんと留守番する」

とか

「9月に茶道仲間との旅行あるから

 それまで元気になってくれればいいな」

と会話していたので、何気に聞いていたのかもしれません。

 

9歳になったばかりという生涯でしたが

りんはりんの寿命を全うできたのだと思います。

 

ナナは私にベッタリになるのかなと思ったのですが

特別変化はありません。

今日、久々にナナを義母に預け、1時間半ほど出かけると

帰って来た時の声が、凄く大きく驚きました。

ナナ、りんの分も頑張っているようです。

 

 

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