ナナは私を誘いにやってくる。
この袋を頑張って落とすから見ていて欲しいと
お願いに来る。
時間の在る時は、できる限り行って
グチャグチャ袋を落とされるのを阻止するのが私の係。
ほんと、他人から見たら何が楽しいのかと思うでしょう。
でも、
ここで遊んでいる時は、夢中になって毛引きしないから。
スマホなんて見ていたら、ナナの動きも止まるのです。
私と楽しく遊んでいたら、
昼寝から目覚めたりんがやってきた。
りん:「助太刀いたしまするぅー」
ナナ:「えっ、起きたの?」
りん:「だって昼寝してられないチュピ。
楽しそうな笑い声が聞こえてきたもの」
ナナ:「ボクひ鳥で充分チュチだけど……」
せっかくナナはりんを撒いたのに、
すぐに気づいてついていく。
健気と言えば健気なんだけれども、
自分の思うように遊びたいナナ。
だから