ナナ:「プーさん、知っているチュチ?」
プー:「さっき、運送トラックが来ていたから
引越してきたばかりじゃないですか?」
ナナ:「ダレなんだろう? 挨拶くるかな?」
メロ:「ドキドキ……」
メロ:「は、はじめまして。メロ熊です」
プー:「あー、メロ熊さん、知ってますよ」
メロ:「新しい家を買ったので越してきたです
あれ? ナナさんは」
プー:「どこか行ったみたいですね」
メロ:「ナナさん、この間、私を助けに来たの
忘れてどっか行ったんですよ
もう、そういうお年頃みたいですよ」
プー:「あのー、ボクもそのお家に入ってみたいです」
メロ:「どーぞどーぞ」
プー:「暖かいけれど、ボクには狭いです」
メロ:「冬眠するにはピッタリでしょ」
プー:「ここの家は賑やかだから冬眠できませんよ」
メロ:「そうですね、ナナさんとりんさん
騒がしいですよね、あのオバサンも!」
ナナ:「メロちゃん、引越おめでとう。」
メロ:「ガオーーッ いつからそこに!」
ナナ:「話は全部聞かせてもらったチュチ
ボクはどういうお年頃?」
メロ:「服従しまーーーす」
ナナ:「じゃあ、ウルサイりんとオバサンには
絶対、絶対言わないから!」