こっち向いてごらん


   私:「あら? りんちゃん!
      こっち向いてごらーーーん」



  ナナ:「ゲーッ マジチュチですか!」



  りん:「なーに、私に用?」
   私:「キャハハハハー」
  ナナ:「うきゃきゃきゃー」


 片側しか写ってないけれど、少し高級な仕出し弁当に
 入っている「ごま団子」みたいなお口でした。



  ナナ:「もう笑いすぎてお腹痛いチュチですよ」




  小人:「りんさーん、ボクたちにも見せてください」
  りん:「穴があったから入ったチュピ。
      だからもう無効です」
  小人:「残念ですなー」
  りん:「何よみんなでバカにしてぇ!」





  メロ:「た、タスケテくださーい」




  りん:「ガーオォォォーーーー」
  メロ:「この世で一番恐い、メりん熊がぁー」
  りん:「アタシをバカにするものは食べちゃうガォーー」
  メロ:「ボク、一言だってバカにしてないよ」
  りん:「連帯責任じゃー!」


 この世で一番恐い妖怪「メりん熊」
 に、りんは豹変してしまったのです。

  

 メロは、お腹を見せて、服従の態勢をとったようです。
 その従順な姿勢に心を動かされたのか

  
  りん:「フンッ、相手にもならないチュピだわ」


 とセリフを吐き捨て、普通のりんちゃんに戻りましたとさ。
 めでたし、めでたし。




  ナナ:「よい子のみんなは、ご飯食べたらお口ふこうね
      そして面白がって人を馬鹿にしたら駄目チュチ」 




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