にこにこオジイサン

 先月、旅行へ行ったわけですが、東京で何が一番大変かというと
 やっぱり電車の切符の買い方です。
 なんとなくはわかるんですよ、
 JRと私鉄を乗り継げる切符を買えるということもね。

 
 でもね浅草で、自分の行きたい駅の金額を一覧表(図?)で見て
 その金額が券売機にない時、


 金額は忘れたけれど、
  170円 190円 210円……と20円刻みの券売機


  夫:「どうしたらいいチュチか」
  私:「そもそも駅が違うチュピじゃないの?」(疲労のため不機嫌)
  夫:「180円だけど、190円の買ったらいいチュチか?」


 すると、決して駅員でもないし、ボランティアにも見えない人が
 ニコニコして、目と軽いジェスチャーで別の券売機を触って見せる。


 何気に近づいてみると、そのオジイサンは、にこにこしながら
  「ここに、その金額あるよ」
 みたいな動きをする。
 

   私:「イングリッシュ表示だね」(大体わかるけどボソッと言った)
  ジイ:(日本語表記に直す)
   夫:「あー、180円あったー」
   私:「教えてくださりありがとうございました」
  ジイ:(ニコニコニコニコ〜)


 夫と電車を待ちながら
   夫:「あのオジイサン、ああやって外人さんたちに教えていたんじゃない?
      だからEnglish表記だったんだよ」
   私:「アナタが外人に見えたんじゃない?」(彫が深い顔長)


 早い時間から酔っぱらっているように見えたオジイサン。
 実は親切な愛想の良い、にこにこオジイサンでした。




  りん:「でも、優しい人に教えてもらって良かったチュピね」



  ナナ:「パパとママは、車で移動してバスにもたまにしか乗らないから
      電車は苦手チュチだね スイカを持てば良かったのかな?」
  


  りん:「もう、ナナたんったら!
      都会でスイカなんて持って歩いていたら、
      ベタベタになって怒られるんじゃない?」 




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