夜中の出来事

 昨日の夕方、ナナとりんに
 「明日はお茶のお稽古だから、キロとクラのお家にいくよ。
  だから、早起きするから明るくなったら教えてね!」


 そういって寝かせました。
 私も11時前にベッドに入り、寝つきは良かったと思います。


 そうすると、鈴の音が遠くで聞こえてきました(すぐ傍で2羽は寝てます)
 何回も何回も鳴らします。


  「あぁー、もう朝なんだー」
  「ナナ、もうちょっと待ってよぉー」


 でも鳴らすんです。
 だから小さな電気つけて時計を見ると

   「12時58分」


 あれ? 時計止まっている?
 と思ったほど。
 でも、他のもその時間。
 それでバッチリ目が覚めました。




  私:「ナナ、もしかして苦しいの?
     どこか痛いの?」


 と、カバーを開けてナナをチェックしましたが
 何でもありません。


  私:「もしかして、りんの方かも!」


 とりんを見ましたがスヤスヤ眠っています。
 もしかして、身内に何かあったのかも?とか少し考えましたが
 とりあえず、ナナを手の中でカキカキしたり……
 でもナナは伸びあがるように逃げようとする。

 それが「ボクはお家に戻りたいチュチ」と言っている感じ。
 気配に気づいて手前の方にやってきた、りんちゃん。
 「りんちゃん、りーんちゃん」(どしたの、ナナちゃん)
 もしかして、暑かったのかな?
 それを知らせたのかな?
 いつも「暑すぎたら教えるのよ」とも言っていたから。






   私:「ナナ、寝惚けていたわけじゃないよね?」
  ナナ:「ボケてないチュチよ、た、たぶん!」


 一度ヒーターを消して、空気の入れ替えをして
 様子を見ました。
 するとナナ、冷たくなったヒーターに体を寄せていました。
 またつけて、さっきよりガバーっと前面を開けて寝ました。
 それからは騒ぐことなく寝てくれました。
 




  りん:「おかげでアタシは寝不足チュピみたい
      あれから眠れなくなってね……」


 とでも言っているような、少しぼさぼさ頭のりんちゃんです。



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