個性とは言っているけれど……


 以前はナナの傍に良く来ていたキロ。
 最近は遠慮気味ですが、やっぱり頼れる兄貴のそばに。
 でも、ナナは決して甘やかさない。



 ナナは、キロに仕掛ける。
 キロも受ける。



 ナナ、何故だか私の指からは離れない。
 全力でキロを驚かす。
 でも彼は、ナナの事をウットリして見ているようだ。
 というより、ナナの体がお寂し山に見えるのが
 気になっているのかも。
 



 でも、いつも攻撃的な遊びばかり仕掛けるナナではない。

  ナナ:「今日こそは、このワンコ倒してみないかい?」
  キロ:「ハウハウ君じゃないでしゅよ」
  りん:「えー、またそれ? 無理ぃ〜」



  ナナ:「ボクが足を狙うからキロは重心を崩して
      くれたらいいチュチだよ」
  キロ:「やってみます」
  りん:「あなた達、力弱いチュピねー」 



  りん:「もう見てられないチュピ!」
  キロ:「ヨイショッ、ヨイショッ、何故倒れない?」
  ナナ:「キロが頭を押して、りんが胴体を押さえているから
      永久に倒れないチュチだよね」


 何だか、見ていておかしく、可愛かった。
 団結して敵?を倒そうとしているようで。


 ナナの毛引き丸見えの写真は正直載せようか迷った。
 「ナナの個性」とは毎回言っているが、フサフサな方が
 やっぱり嬉しい。
 毛引きの原因の一つに、子孫を残したくても出来ない……
 そんなストレスもあるみたいだ。
 確かにナナは12歳なのにスリスリ頑張る。
 止めさせようとすると、手をガブする。
 だからナナには一番気を遣っているのに、結果が出ないことが
 私の悩みです。
 いつも怒られてばかりいるりん。
 ナナが私の手の中でカキカキされているのを見ているりん。
 あなたは、いじけて自分の殻に閉じこもる事もないし
 毛引きもしない、私に隙あれば戦いを挑んでくる
 メンタル強い子なのが、私の救いなんです。



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