本当は探検が好き


 クラは、ビビりだと思っていたけれど
 意外と探検が好きみたい。
 


 引き出しをあけてみせると、中に入ったり出たり
 コンコンしたり、とても楽しそう。
 りんも見守っています。



 でも、まったく見たことのない場所は
 躊躇しているので、りんが隊長になってくれています。




  クラ:「キロちゃんはしんちょうはだったので、
      こういうばしょで、よくかくにんしていたでしゅ」
  りん:「ブツブツ言ってないで早く来るチュピよ」
 



 私がクラクラとばかり言っているから
 ナナが甘えてやってくるからカキカキしていると
 「ちょっと まったーー」



 みたいに、クラが飛んできて
 ナナとドンパチ。
 私、今が一番のモテ期かも(笑)


 私のナナのカキカキを見たからなのか
 クラもカキカキして〜みたいに
 指に頭をスリスリしてきた。
 すると今までは全然させてくれなかったのに
 カキカキさせてくれた。
 少しずつ、心を開いてくれたのかな?



  ナナ:「3日連チャンでお世話したような疲労感チュチ」
  りん:「ホントよねー」



  ナナ:「ボクももう若くないチュチだな」
  りん:「疲れて当たり前。おばあさんとひい爺さんが
      孫の子守しているみたいなものチュピ」
  


  ナナ:「ところで、ひい爺さんって何チュチ」
   私:「心優しいコザクラ男児の事よ」



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