治安がよろしいようで……

 先日、銀行のキャッシュコーナーに行き、
 必要枚数入力し、記帳された通帳とカードが出てきました。
 記帳欄が無くなったので、繰越専用の場所に移動し操作していました。
 すると、向こうの方から警戒音が鳴っています。
 「なーにー? うるさいわね」
 と思ってみたら、女性行員さんが走ってきて
 「ヒーハー、私の居た場所だぁぁぁぁー」
 

 そうなんです、現金置き去り事件を起こしていたのです(笑)
 「すみませーん 取るの忘れてましたぁぁ」
 と駆けつけてくれた行員さんに頭を下げて、
 繰越通帳を奪うように抜き取り(旧通帳もちゃんとね)
 逃げるように銀行を出ました。


 「これが老いるということか……」
 と落ち込み、落ち込む、落ち込めば、落ち込もう!
 その後の買い物を暗い気持ちで済ませ帰宅しました。


 その事を茶道の稽古の時に話すと、似た経験をした人がおり、
 友達に話すと
 「お金をそのまま取らないで帰って来て銀行から連絡があった」
 と。
 そういう時って、何か他の事を考えたりしているものなのよね。


 私も友達も運が良かったのかな?
 キャッシュコーナーには防犯カメラはあると思うのですが
 混んでいたら、次の人が魔がさして……なんて事にならない?
 それとも違う人が立ったら、出し入れ口が閉まるのかしら?
 本当に、笑い話に出来て良かったです。
 お金の出し入れの時には、無心でそれだけを終わらす!
 考え事なんてもっての他ですねぇ。



  りん:「えっ、人間って、おバカチュピなの?」
  ナナ:「うちのママだけじゃないんだ」



  キロ:「プププー、昔の事を思い出したでしゅ
      おばちゃんが東京のホテルで鍵を挿したまま、
      寝ちゃったことをね」
  


  りん:「そうそう、朝、起きて鍵がないことに気がついたやつね
      パパもついていて、何やってたんだか呆れるチュピ」
   私:「旅は人の心を大きくさせるものなのよ〜」




  ナナ:「キロのママも家の鍵、玄関に挿したままだったよ」
  キロ:「えええーーーっ」
  ナナ:「遺伝かも知れないチュチ!」



  りん:「日本は治安がよろしいようで……
      と言う事にして締めましょうチュピ!」




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