キロ:「ハァーーー」
クラ:「どうしたでしゅか? ためいきなんて」
キロ:「優しい男ってどうやってなれるんでしゅかね」
クラ:「キロたんはケーワイでしゅけどやさしいでしゅよ」
キロ:「甘やかさないで、勉強してくるでしゅ」
キロ:「このナナたんとりんちゃんの信頼感は
どこから生まれてくるのでしゅか?
ちゃんとカキカキしている時間が
お互いに長いでしゅ」
キロ:「クチバシの角度も関係あるんでしゅかね。
カキカキしても疲れないとか?」
クラ:「キロたん、しんけんにべんきょうちゅうでしゅね。
じゃまはやめときましゅ ウフフでしゅ」
キロ:「ナナたん気持ち良さそうでしゅ
でも隙がありすぎでしゅね。
ボクもチョコチョコっと……」
ナナ:「りん、くすぐったいチュチよ」
りん:「アタシはいつも通りチュピ」
ナナ:「キロ、何かしたチュチ?」
キロ:「ただの通りすがりでしゅよ」
クラ:「うまく、ごまかしたでしゅね」
りん:「キロ、ナナたんにカキカキしたなんて
絶対内緒にしていてあ・げ・る」
昨日のナナは良い気分だったので、キロがそばにいても
怒りませんでした。
いつも、そーっと近づいてナナに触れようとして
怒られていましたから。
その瞬間は撮影できませんでしたが、キロにとっては
初めてのナナへのカキカキ成功記念日になったのでした。