そんなに驚かないで

 りんが、いつものように戸にガラス部分に貼った
 カレンダーの古紙をゲリゲリしている音が聞こえてきたから
 それを拾いに行こうと思って、ぴょこっと顔を出したら


 バケモノケモノでも見るかのような目で、
 りんにギャギャッと叫ばれて逃げられた
 ワタクシでございます。



 りん:「だってー、遠くにいると思ってたチュピだしー
     今日は忙しそうにしていたから、
     が出たと思ったんですよー
     りんは繊細だから、あまり驚かさないでくださいねー」



 ナナ:「りんは、どうせ悪い事していたチュチよ。
     それに繊細じゃなくて、臆病なんだよね、りんは。」


 さすがナナ、なんでもわかってますね。
     




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