Oh! Aggresive?

 昨日は弟家族が実家に来るので、少し早めに行って
 焼肉の準備をしていました。



 母が
 「りんちゃんとキロ、アンタの携帯電話かじって
  仲良く遊んでいるよ」
 と教えてくれてました。
 私は後ろを振向きながら、いつもの事だー
 と思っていました。
 すると、母が
 「りんちゃんの動き変だよ……」


 りん、チョンチョンと少しずつ、テーブルの上のキロに近づき
 まさかのポーズ。

 私の頭の中では「魅せられて」のイントロが流れた!

 りん:「キロちゃん、ココちゃんよりアタシの方が
     いいんじゃなーい?
     先週、キロちゃんとココちゃんが仲良しにしていて
     初めて気付いたの、この切ない気持ちに……」
 キロ:「ど、どういうことでしゅか?」 



 りん:「もうニブイわね! まあそういうとこも
     好きだけど……」
 キロ:「でも、りんちゃんにはナナたんが!」
 りん:「こういうことって、勢いなのよ!」



 りん:「ほら、アタシの中でお眠りなさい!」
 キロ:「それじゃあ、わけわからんけれど……」



 ソラ:「キロちゃん、もうちょっとでココちゃん着くよ〜」



 「こっからは、見ちゃ駄目ナッシー
  みんな、妄想するナッシーよー」




 りん:「ナナたん、なんだか機嫌悪いわね?」
 ナナ:「別にぃーー」

 
 今の北海道の気候のように、
 少しずつ秋風が吹き込んでくる
 ナナとりんであった……



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