利休忌の前に

 金曜日の茶道の稽古は、2月27日に亡くなった千利休の命日として
 「利休忌」
 を毎年やっています。


 利休さんの掛け物とそして利休が好んだと言われる菜の花。



 利休さんに供茶(くちゃ)を差し上げます。
 いつものお薄とは違い、お湯を茶碗に入れて
 抹茶をあとで入れるんです。
 茶筅でかき混ぜません。
 正客が花を少しずらして運びます。
 そしてみんなで、床の間の方に向き、一礼をし、
 お薄をいただきます。





 その後、「茶カブキ」をしました。
 上林、竹田という2種類の濃茶を飲み、
 その後、ランダムに入れ替えられた濃茶を飲み、
 どれがどのお茶か当てるゲームみたいなものです。
 一つ、飲んだことのない「客」とよばれる
 お茶もあるので、余計複雑になります。


 私は亭主だったので、飲んではいませんが、
 今年用意したお茶はみんな美味しくて、差がなくてみんな
 苦労したようです。
 それでも1名の正解者があり、良かったです。



 ナナ:「ボクも利休さんに……」



 りん:「アタシもー……」


 こら、あなた達は、ただ眠たいだけでしょ。

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