先週のお稽古の時に、少し早いけれど
「利休忌」をしました。
旧暦の2月28日に切腹を命じられた茶人
「千利休」の命日です。
新暦で3月に行われるのが多いようですが、
我が社中では、大体この時期にやってますね。
掛け軸には何が書いてあるのだろうと
調べてみました。
そのサイトから文章はお借りしました。
人生七十 力囲希咄 (じんせいしちじゅう りきいきとつ)
吾這寶剣 祖佛共殺 (わがこのほうけん そぶつともにころす)
辞世の句で、本来はもう少し続きがあるようです。
この軸の意味は
人生70年。
これまで悲喜こもごも様々なことがあったが、
これで終わり。
私が持つ宝剣を使い、
祖仏とともに私もその生涯を終える。
訳するのは難しい、このような意味ではないかと
書かれていましたよ。
最初はこの台の真ん中に花だけが飾られており、
亭主が茶碗にいつもの量のお湯を入れ
1杓半の抹茶をお湯に散らせた感じで終わります。
(茶筅で攪拌しません)
それを正客が床の間に運び、花を左にずらして
供茶(くちゃ)します。
そしてみんなで一礼して偲びます。
歴史ドラマでは、色々と取り上げられていて、
納得の行かないままの命日になったのかも知れないですが
弟子たちがその意志を受け継ぎ、
現代まで利休忌をしてもらえるなんて
凄い事だなって、しみじみ思います。
パリ:「奥がとっても深いでチュパ」
れお:「いつも、おちゃにいってくるとおいていかれたけれど」
あお:「お菓子たべてお茶飲んでるだけと思ってたチュア」
れお:「れおんも、おはなたべたいれしゅ~」