覚悟はしていたけれど

 今日の午後6時頃なのかな?
 ヨシコ伯母さん(父の姉 熊本県在住 79歳)が亡くなった。


 今日は土曜日ということもあって、兄弟姉妹がお見舞いに来ていたそうだ。
 そしてみんなが帰った後、伯母さんの次男だけが病室で看取ったという。


 きっと、他の叔父・叔母は帰路の途中で訃報を聞き、
 かなりショックだったのではないかと思われる。
 2週間前ぐらいに
 「もう危ないかも……」
 とは聞いていた。覚悟はしていたのだけれども……


 11年前、私の結婚式の時はヨシコ伯母さんとその旦那さんのヨシオ伯父さん、
 あと2人の妹と4人で熊本県から来てくれた。
 伯母さんたちは、
 「姉妹3人で北海道にこれるなんて」
 とすごくはしゃいでいたのを覚えている。


 結婚式の翌日には、みんなで層雲峡に温泉旅行にも行った。
 美瑛や富良野にも寄り、ラベンダー製品を楽しそうに選んでいた。
 ずっと笑いっぱなしだった。


 伯母さんと会ったのは、きっとその時が最後。
 あとは手紙とか年賀状とか形式的な物……
 住んでいる所が遠いと、結局そうなってしまう。


 私が小学校3年の2学期から4年生まで熊本に住んでいたことがあり
 盆や正月にしか本家に行かなかったけれど、近くに住んでいる伯母さんは
 その時は必ず出迎えてくれ、ご飯支度の準備を土間?みたいな所でしていた。
 長女だからかな? 働き者だったなぁという印象。
 そしていつも笑顔だった。


 病名は「白血病」。
 79歳で発症した。
 この年齢になっても、この病気になるんだね……
 とみんなで話していた。


 ヨシコおばさんは、私の夢には出てきてくれなかったけれど
 今日は何故だか胸が苦しかったし、体がすっごく重たくて
 外出するのも億劫に感じた。
 それが軽くなったのは夕食の時……食べていたら実家から電話が!
 もしかして、おばさん私の近くに来てくれていたのかもと思った。


 まだ、実感はわかないけれど、
 ヨシコおばさんの冥福を、心から心から祈りたい……