りんちゃん、去年の７月11日にペットショップに
ママがお迎えにいったの覚えてるぅ？
白い小さな箱に入れられ、それを開いたときの
あなたは、眩しそうなお顔をしていたね。
りん：「ここは何処チュピでしゅか……」
りんをてのひらに乗せると、
りん：「あなたは誰でしゅか？」
と驚いたような顔をしていたね。
ナナのひとりっ子生活が長かったから、
それを懸念して、おばあちゃんにヒナ時代のお世話を
お願いしたのだけれど、今は少し後悔しています。
ママがちゃんと最初から、育てていれば、
私に対して、あんなにガブしないのではないかと……
りんも母親だと思っていたおばあちゃんと、引き離されて
辛かったのではないかと。
りんの寝顔は世界一だよ。
それだけは大きくなった今も変ってない。
ナナと初めてプラケースごしに対面したとき。
今と変わらないね……
そして１カ月が経ち、８月15日に我が家に正式にやってきたのが
ちょうど１年前の今日だよ。
りんちゃん、覚えてるかな。
きっと、また「お泊りごっこ」にしか思ってなかったよね。
クチバシの黒い色は、かなり薄くなりはじめていたけど
何もかもが初めてだったね。
いつふたりでケンカが始まるかと思うと、気が気じゃなくて
神経を使ったんだよ。
（１度流血事故は起きたが……）
上の写真は、ナナと初めてふたりでイタズラした時だよ。
リースをボロボロに崩されて、こっちは泣きたい気分だったけど、
「初めての共同作業」
みたいで、結構眺めていたよ。
あの時は男の子だと思っていたから、ずいぶん逞しい
レディーになったね。
りんちゃん、いつも怒ってばかりのママだけど、
あまりガブだけはしないでね。
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