ついこの間、新年を迎えたばかりだと思っていた。
でも、この3月が、そして20日前にあんな事が起きるなんて誰が想像しただろうか。
国民全体がこの惨事を嘆き、悲しみ、少しでも支援をと立ち上がっているのに、やはり世の中には悪い人がいる。お金や金目の物を物色して持っていく。
そんな悪い人達は、みんなの因縁だけ背負って一生苦しんで生きていけばいいんだ。
昨日「思い出探し隊」というボランティアグループがテレビで取り上げられていた。
瓦礫の中から、アルバムやグローブ、習字道具、子供の絵日記などを拾い上げ、別な場所で乾かす。撤去される前に一つでもと探してくれている。
子供用品は名前をフルネームで書いてあるのが多い。
おかげでグローブは持主が判明したそう。
全部流されてしまったと思っているから、1つでも手元に戻って喜んでいるかな?。
少しずつ復興に向けて進み始めているのだろうが、まだまだ先は見えない。
地震に加えて、あの原発の問題が気掛かり。
本当に、どうしてあの場所に原発があったの?と思ってしまう。
そして私は一度も東京電力の社長のお顔を見たことがない……
会長が出てきたりして……でもなんだかのん気に感じてしまう。
社長は入院しているらしいね。
社員・関連会社の作業員たちは毎日過酷に働いているというのに。
いつ帰ってこられるのだろう、災害派遣活動をしている人達。
でもテレビを見ていると、帰れる状態ではないという事だけはわかる。
私もこの20日間がこんなに長く感じたことはない。
そして被災者の方が、避難所から仮設住宅などに1日も早く移れることを願うばかりです。
「ボクたちは、しっかり留守を守るチュチです。
被災者のみなさんも、負けないでほしいチュピです」