心新たに……

nanatyuti2010-01-09


 昨日は我が社中の初釜でした。
 寄付きで、お白湯(本日は梅こぶ茶)をいただき、午前11時に席入りしました。
 新年の挨拶、炭点前、濃茶、懐石、お薄の順番で進められました。
 いつもの茶事は、皆は客、亭主、台所に別れ、本懐石、八寸(はっすん)までやりますが、初釜は懐石弁当にして時間を短縮しています。初釜は先生がお茶を弟子達にふるまってくれる楽しみの一つでもあります。
 今は弟子の人数も減ってしまって、出来る範囲でいいから茶事をやろうといって精進している次第です。
 先生の作るお料理は、見た目(盛付け)も綺麗、そしてとても美味しいのですよ。

 まあ、茶道に興味の無い方は、まったく私が何を言っているのか、わからないと思いますけどね。
 先生のお宅も2年続けて喪中だったので、皆、すがすがしい気持ちで初釜に参加できたわけです。

 写真は茶室の床の間、先生のお点前、見て下さい、茶碗の中には金箔が貼ってあるのですよ。正月は目出度いので、金・銀の茶碗で抹茶(濃茶)をいただくのですよ。もちろん長年使えば金箔が剥がれてくるそうで、その時は京都に送ってまた貼ってもらうそうです。
 羽子板の形をした香合(こうごう)、お正月らしくて可愛いでしょ。

 あっ、私は専属カメラマンなのであります。写真を撮るフリをして、足の痺れを防いでいます(笑)。