リツ:「あれ? このひとライムさん?」
私:「キロちゃんって言うのよ」
れお:「ちゃんと一族の歴史を勉強してるれしゅね」
セナがキロの写真を、じーーーっと
眺めているのには驚いた。
セナ:「キロさんはセナのぜんせい?」
セナ:「キロさんもセナといっしょなんでしゅよ」
私:「指に絶対乗らないとこがね」
あんなふうに、キロの写真を眺めれられたら
キロはセナに生まれ変わってきて、
それを知らせる為に、私の指に乗らないのではないかと。
リツ:「じゃあ、リツはダレのうまれかわり?」
私:「うーん、誰だろう?」
リツ:「ナナさんでしょ、でしょ」
私:「リツは、まだリツだわ」