マロン逃げないで

  私:「マローン、来たわよ、おいで~」

 マロ:「不吉な予感しかしないチュロン」

 

  私:「新しいお友達よ、遊んであげて」

 マロ:「友達たくさんいるから結構チュロン」

 

形を崩さないように、折角持ってきたけれど

やっぱりみんなに恐がられました。

 

 バズ:「ライムちゃんかと思ったのに、ビックリ!」

 

 ライ:「ムッ! あんなに太ってないチュライ!」

 

 バズ:「ピカチュウちゃんか、ヨシヨシするよ」

 LG:「アマイ カオリ スルヨ」

 

 

 LG:「アッ、タベチャ ダメ」

 れお:「食べさせてくれおん」

 

少し見慣れたのか、れおんだけ寄ってきて。

でもかじっているのは、紙の容器です。

ピカチュウの赤い頬、マーブルチョコと似ていて

買う時にポロッと剥がれてしまいましたが、

ちゃんと付けて渡してくれましたよ。

 

うちの子たちは、マロンを追い回している時、

「あんたも、好きねぇ~」

と言うような冷めた目で、私を見ていたように

感じました。

 

ナナが生きていたら、

「もう少しリアクションオーバーにするチュチ!」

ってみんなに言ってくれるかな。

 

 

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