赤い瞳の誘惑

茶道の先生の都合で、今日が稽古日となりました。

 

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 ナナ:「マロン、ミラノと健全な遊びをしてチュチ」

 マロ:「はいっ! でもケンゼンって何だ?」

 

 

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 マロ:「ミラノちゃん、遊ぼうでチュ」

 ミラ:「いいでしゅよ」

 

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 ミラ:「どうでしゅか、魅力的でしゅか?」

 マロ:「それはダメだよ、健全じゃないでチュ」

 

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 ミラ:「マロン、どう?」

 マロ:「ナナパパと約束したからガマンでチュ」

 

 

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 マロ:「まずは、ミラノちゃんにカキカキしてから……」

 

 

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でも、ミラノが振り向くと足を噛む。

一度、ゴムの用にビヨーーンと引っ張ったマロン。

ミラノにも、私にも乱暴すぎると怒られたのです。

 

 

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 ナナ:「ミラノ大丈夫チュチかい?」

 ミラ:「マロンが、かよわい私に意地悪してきたの」

 

 

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 ナナ:「娘をマロンにはまかせられないチュチ」

 マロ:「誤解でチュ ミラノちゃんの赤い瞳を見ていたら

     気持ちがおかしくなっちゃうんでチュ」

 

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 ミラ:「プププッ、怒られているでしゅね」

 

 

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でも、あの手この手で、仲良くなろうとしている

可愛いマロンなのでした。

 

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