クラ:「なにか、おてつだいありましぇんか?」
ナナ:「子どもは、あっち行って遊ぶチュチ」
クラ:「つまらないでしゅ」
クラ:「あっ、こんどは、りんちゃんさんが」
りん:「子どもはネンネしてなさいチュピ」
クラ:「もぉー、クラはおとなでしゅよ。
それにクラはここのいえのこなんだから
えんりょしなくてもいいんでしゅよね」
キロ:「でもボクたちも、よそのおうちにいったら
楽しくて探検しちゃうでしゅからね」
クラ:「もう、クラはミノムシになるでしゅよ」
私:「クラちゃん、何処から入ったの!」
母の割烹エプロンの胸元から腕のラインをたどり
顔を出したようです。
でも出口が思ったより狭くて、イラつきながら
出て来たクラちゃんでした。