上下関係を理解している


  クラ:「こんにちは、クラちゃんでしゅよ。
      オバしゃんに、クラはおちつきがない、
      つかむとガブするから、りんちゃんさんのいもうとぶんだと
      いわれているでしゅ。
      クラはいったい、どっちのせいべつなんでしゅかね?」 





  クラ:「さいきん、ここにもつれてきてもらえるようになりました
      たまに、おおきなくろいとりさんが、とんでいて
      ビックリするけど、たのしいばしょでしゅ」



  クラ:「あっ、りんちゃんさんだ!」



  クラ:「りんちゃんさんのブランコあけたでしゅ
      どうぞおつかいくださいでしゅ」
  りん:「別に、クラの場所を奪おうなんて思ってないチュピ」
      でも、強いていうなら、そっちの方が好きかも」



  クラ:「ゲェェェー、せっかく移動したでしゅ」
  りん:「別に移動しなくていいチュピよ。
      アタシは低い位置で充分だからねー(ニコッ)」



  クラ:「ヒョエーーー、どうしたらいいかわからないでしゅ
      めがわらってましぇんから。
      もうここにしばらくかくれることにしたでしゅ
      ぶるぶる……」




  りん:「あの子、赤ちゃんのくせに、
      変に気を遣う子なのね。
      キロも見習えばいいチュピだわね。」
  クラ:「またなにか、にらまれていましゅかね?」


 今は全ての物が楽しくて、落ち着きない行動をしているクラ。
 ナナを見ると、自分から突っかかっていくのに
 りんだと、しばしフリーズして逃げて行くんです。
 それも本当に素早くて、笑ってしまいます。



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