かくれんぼ

 昨日はナナとりんがトイレで遊んでいるのを確認して、
 居間に通じるドアを閉めてみました。


 どうしてかというと、りんが、どうしても自分の巣(カゴ)の近くに
 すぐ戻ってくるため、実験してみたかったのです。

 いつもこんな感じに、自分の家と、ナナの家の
 パトロールを怠りません。


 りんが戸が閉まっているのに気づいて、

 りん:「ナナたん、向うに行けないチュピです」
 ナナ:「どうして? あれ? ママ出かけた?」
 りん:「雪掻きチュピかな? でも階段通らなかった」
 ナナ:「倒れているチュチかもぉー」
 ……とふたりの呼び鳴きが聞こえてきて、戸を開けようと思ったら
 下から義母が
 「おいで〜 遊びにおいで〜」
 と呼ばれ、間もなく下へ行ってしまいました。


 5分と経たずに戻ってきたナナとりん。
 ナナ:「あれ? ドアが開いているチュチ」
 りん:「おトイレだったのかしら?」
 ナナ:「ママぁー、ママぁー」
 りん:「どこにいるチュピぃー」
 と狭いながら、寝室まで行って捜していたようです。

 私は風呂場のドアを半分開け、その戸の陰に隠れていました。
 そして
 「ここだよー」
 と声を出しました。
 すると2羽は一斉に風呂場の方に飛んできました。
 でも、姿が見えないので、また違う場所に移動してみたり、
 声だけを頼りに、風呂場の戸の前をパタパタと……
 足の指をちょこっと見せると、飛んできたのはナナでした。
 「ナナ、あなたがやっぱり先に見つけてくれたのねー」
 とチュッチュしていたら、りんもやってきました。
 鳥は目も良いけど、耳も凄いんだなーと感心させられました。


 でも、ナナにね、
 「ママ、おふざけが過ぎるチュチよ」
 って感じで、左頬をクチバシで擦るようにグイーッて押されました。
 まるで、おでこを人差し指で押される感じ?(わかるかな?)
 ナナは本当に人間っぽいところがあります。




 りん:「アタシだって、そこに隠れているとわかっていたチュピよ」

 そうなんです、本当はね、1番最初に戸の際に止まっていたのは
 りんだったんです。
 私が体を洗っていると思ったのかも知れませんね。


 でも、私の事をナナとりんが捜してくれて嬉しかった。
 ますます愛おしくなりました。


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